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<報告>第10回農学知的支援ネットワーク(JISNAS)総会が開催されました

平成30年12月15日(土)に平成30年度農学知的支援ネットワーク総会が開催されました。その概要を報告いたします。

審議・報告事項

1.平成30(2018)年度事業報告 H30運営委員会2.JPGH30運営委員会1.jpg
 2.平成31(2019)年度事業計画
 3.平成30年度総会の開催時期と開催地
 4.次期(2019・2020年度)役員の委嘱について

1.2.平成30(2018)年度事業報告及び平成31(2019)年度事業計画

(1)執行部

【H30(2018)年度報告】
■H30幹事会の実施[H30.11.25]:総会への議題整理。
■第139回全国農学系学部長会議[H30.10.18-19](函館にて幹事校:北海道大学)の出席(緒方運営委員長、江原事務局長):
 運営委員長よりJISNASの活動報告を行った。次にJICAより昨日新留学生制度に関しての説明があった。例年は総会のみの参加だが、今回は、午後の第二常置委員会(研究の議題を扱う)のオブザーバ参加を認められ出席した。下記アンケートを会員に実施させていただき報告を行った。
 ○農学における国際共同研究の現状と将来の展開に関するアンケート
 -農学知的支援ネットワーク(JISNAS)の活用- 結果報告
 (詳細は、学術雑誌「農学国際協力」に掲載予定。HPでも報告予定)
■「Agri-Net人づくり基金」創設について(案)
 留学生の受入について、広く資金調達について探していこうということで、民間の方々に向けて枠組みを構築していることが説明された。

【H31(2019)年度計画】
◆2019幹事会:本年同様の時期に実施予定
◆第140回、141回全国農学系学部長会議
 偶数回は東京で、奇数回は各大学で開催しており、JISNASは例年奇数回に出席させていただいている。来年度に向けては次のように対応を検討している。
 ・第140回:事務方の人事異動等あるため、本会議が決まり次第、JISNAS事務局より会議事務局と連絡をとり、JISNAS担当者等の把握につとめる。
 ・第141回:山口県湯田温泉で開催予定。会議事務局と連携しJISNASとして参加予定。
◆海外機関との連携
 WURとの交流を次年度も進めていければと考えている。
例えばベトナム、バングラデッシュ等での連携を進められれば、と意見交換を行っている。

(2)セミナー・シンポジウム分科会

【H30(2018)年度報告】
■第7回JICA-JISNASフォーラム[H30.12.14]の実施
 JISNAS役員・幹事除いて83名にご参加いただいた。その約半数が企業、各種団体の方であり、その中でも国際関係のコンサルタント会社以外の製造、メーカー、海外展開をしている商社等ご参加いただいた。農林水産省のフードバリューチェーン協議会等でご紹介等させていただいた成果と考える。交流会にも44名ご参加いただいた。フォーラムでは宿題もあったが、会員の皆様方と情報を共有しながら丁寧にすすめていきたい。
 〇報告記事は追ってHP掲載の予定。

【H31(2019)年度計画】
◆第8回JICA-JISNASフォーラム
 最近は毎年実施しているが、昨年度はJICA-大学の協働による研修・留学プログラム、本年度は途上国人材育成、来年も続けて実施していくのが良いと考えている。次年度、適切な時期に開催できるよう分科会にて検討をすすめていく。
 ○取り上げてほしいテーマ
  ご希望のテーマがございましたら、事務局までご一報下さい。

(3)雑誌分科会

【H30(2018)年度報告】
■学術雑誌「農学国際協力Vol.17」の編集経過の報告
 査読が概ね終了し、年度末迄に発行に向け編集中。(刊行後、HPで周知予定)
 ・巻頭言:京都大学・縄田先生 依頼済
 ・総説:JICA農村開発部・宍戸部長 投稿準備中
 ・原著:1件校了、1件査読済
 ・フィールドレポート:1件校了
 ・国際人材:1件初校準備中、1件投稿準備中
 ・その他:下記3件投稿準備中
  ①ワーゲニンゲン大学とのJISNAS-WURセッション報告
  ②農学における国際共同研究の現状と将来の展開に関するアンケート報告
  ③新潟大学の学生版JISNASに向けての記事
■英語版投稿
 https://icrea.agr.nagoya-u.ac.jp/eng/journal/ に公開
■日本学術会議協力団体への登録準備
 条件確認と手続きの確認をすすめる。
■J-Stageへの登録準備
 引き続き、手続きを検討する。

【H31(2019)年度計画】
◆雑誌の編集計画
 現在、執筆依頼をしている件をすすめる。
◆日本学術会議協力団体及びJ-Stageへの登録
 引き続き手続きをすすめる。

(4)国際協力分科会

【H30(2018)年度報告】
■ミャンマー国「イエジン農業大学能力向上プロジェクト」
 ①長期専門家の推薦:本年11月で任期満了となる長期専門家の公認候補者をJISNAS公募により選考。最初の候補者が都合により長期派遣ができないこととなり、第2候補者として三重大学平塚先生で調整。来年6月派遣開始でそれまでは短期専門家で対応。
 ②短期専門家の推薦
 ③国別研修を実施:JISNAS事務局を窓口として実施[H30.10.31-11.9]
 3名の研修員が来日し、名古屋大学にて実施
 ○報告記事:http://www.jisnas.com/member/memreport/438.html
■JICA新留学生プログラム・JICA開発大学院
 前日のJICA-JISNASフォーラムで紹介、議論を行った。

【H31(2019)年度計画】
◆ミャンマー国「イエジン農業大学能力向上プロジェクト」
 来年度も実施予定。ご協力をお願いしたい。
◆ミャンマー国農業セクター人材育成(フェーズ2)
 財政上の問題によりペンディングになっていたが、来年度はアンケートに基づいて受入等お願いしていくことになると思われる。
◆JICA新留学生プログラム・JICA開発大学院(2020~2030年度)
 先のフォーラムで説明させていただいたが、本格的に始まって行くので、受入大学等との契約、希望調査、不足している分野等を把握していきたい。
 開発大学院は、日本を知るプログラムについて、教材開発についてJISNASで取りまとめができればと考えている。

(5)国際研究分科会

【H30(2018)年度報告】
□オランダWageningen URとのMOU締結[2017.6.13]
 アジアにおいてJISNASメンバー大学とWURで共同研究を行う。
■ミャンマーYAUでの国際セミナー&ワークショップ及びWageningen URとの協議[2018.2.3-4]
 (出席者)
 WUR : Huub Schepers先生、Arjo Rothuis WURアジア担当マネージャー
 YAU : Nang Kyu Kyu Win学長、Zaw Lynn Myo Htun先生
 日本側 : 千葉壮太郎先生(名古屋大学)、小堀陽一主任研究員(JIRCAS)
 JISNAS:緒方運営委員長、江原事務局長
 ・2/3セミナー:植物病理学の先生方によるIPMに関する講演を行った。
 ・2/4ワークショップ : JISNAS活動、WURでの活動紹介の後、ラウンドテーブルディスカッションにて3団体連携に向け、要望を確認し具体的な提案等意見交換を行った。
 ○報告記事:http://www.jisnas.com/report/417.html
■WUR100周年記念事業[2018.8.30-31]
 SDG Conferenceに関するシンポジウムが開催され、イベントの1セッションとして、JISNAS-WUR共同で「Promoting added-value production by smallholder farmers through the development of robust market-driven supply chains in an industry-community-academia collaboration」と題しセッションを行った。
 国際機関FLO、ヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカより50名程にご参加いただいた。市場動向を重視したアジア・アフリカでの研究成果の紹介、それに関わるディスカッションを行った。その成果を、学術雑誌「農学国際協力」に掲載できるよう準備を進めている。
 ○報告記事:http://www.jisnas.com/report/439.html
■Wageningen URとの交流について打合せ:京都大学にて[2018.10.9]
 JISNASとWURの次年度以降の交流について、WUR国際交流アジア担当マネージャー・Arjo Rothuis氏と縄田分科会長が意見交換を行った。

【H31(2019)年度計画】
◆Wageningen URとの連携
 次年度以降の交流計画が決まり次第、会員の皆様へ共有していく。

(6)人材育成分科会

【H30(2018)年度報告】
■国別研修 食料安全保障のための農学ネットワーク協力(JICA-JISNAS/Agri-Net)
 [2018.2.27-3.8]
 ⇒下記研修員より、6名長期研修参加候補者を推薦。3月末来日予定で受入準備を進めている。
 ①「気候変動に対応した栽培技術アップグレード研修」コース(実施機関:名古屋大学)
 9名の研修員が参加。名古屋でのコア研修の後、個別研修は団体会員5機関で実施。
 ○報告記事:http://www.jisnas.com/member/memreport/418.html
 ②「里海の理念共有による沿岸漁業資源の持続的利用」コース(実施機関:三重大学)
 4名の研修員が参加。三重大学、総合地球環境研究所の協力のもと実施。
 ○報告記事:http://www.jisnas.com/member/memreport/419.html
■JICA課題別研修「アフリカ地域稲作振興のための中核的農学研究者の育成」の実施
 [2018.6.25~8.4]
 フェーズ3の1年目。7名の研修員が参加。個別研修は団体会員7大学にて実施。本年度は、昨年迄の受入の先生方や研修員のご意向を受け、コア研修を例年より短く、JICA中部と愛知県農業総合試験場で実施し、個別研修を1週間程度長く設定した。
 ○報告記事:http://www.jisnas.com/member/memreport/429.html
■新潟大学農学部公認グローバル人材育成サークルBRIDGEによる体験的国際学生シンポジウム開催マニュアル(仮題)及び学生版JISNASに向けた準備状況
 農林学の専門性に配慮しつつ国際的な視野から個々の潜在能力を高めたいと願い2011年に設立されたBRIDGEが体験的に培った国際学生シンポジウム開催のノウハウを共有することで、全国の農学系学部で学ぶ学生への国際協力活動への一助となり、学生版JISNASの組織化、国際協力人材の育成支援につなげるため、課題解決のため意見交換を行っている。

【H31(2019)年度計画】
◆JICA課題別研修「アフリカ地域稲作振興のための中核的農学研究者の育成」の実施
 ⇒6~8月に実施予定。
◆分科会提案事業の事例
 学生版JISNASについて、雑誌「農学国際協力」への投稿。
◆JISNASからの有効な情報発信の検討
 JISNASの活動に関心ある組織や学生に情報発信する方法を検討する。

3.2019年度総会の開催時期と開催地

ご提案がございましたら事務局までご連絡いただけましたら幸いです。

4.次期(2019・2020年度)役員の委嘱について

立候補、ご辞退の先生はご意向を承りました。
 その他、現委員の皆さまにはご辞退等なければ引き続きということで、事務局よりご意向をお伺いさせていただいた上で、運営委員長から委嘱という形で委嘱状を発行させていただきます。

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本件についてご質問等ございましたら、JISNAS事務局までご照会ください。

ご質問、お問合せ

農学知的支援ネットワーク(JISNAS)事務局
464-8601名古屋市千種区不老町
TEL: 052-788-6166  FAX: 052-789-4222
E-mail: jisnas@agr.nagoya-u.ac.jp Web: http://jisnas.com/


カテゴリ: JISNASの活動 |掲載日: 2019年3月27日